本を出版された皆さん、本当におめでとうございます。
このページにたどり着いたということは、「せっかく出版した本を、どうやって多くの人に知ってもらおうか」と考えているのではないでしょうか。
出版を終えた著者さんの多くは「本を出してからが本当のスタート」ということを感じると思います。
せっかく良い本を作っても、知ってもらわなければ読者には届きません。
けれども、広報や宣伝の経験がない人にとって、「何から始めればいいのか」「SNSやブログでどんな発信をすればいいのか」は、最初の大きな壁になりがちです。
このページでは、本を出版した方に向けて、出版後の広報や宣伝の基本的な考え方、効果的な発信のコツ、そして読者に届く体験記の書き方までを、具体的に紹介します。
出版のあとは「広報活動」を意識しよう
出版という大きな節目を迎えたあとは、少しずつ“広報活動”を意識していくことが大切です。
まずは、これまでお世話になった方や友人・知人に「本を出版しました!」とお知らせしてみましょう。意外と身近なつながりから、思わぬ広がりが生まれることもあります。
知らない人に届けるには「検索されるテーマ」で書く
一方で、自分のことを知らない人に本の情報を届けるのは簡単ではありません。
「○○というタイトルの本を出しました」と書いた記事を投稿しても、その書籍名で検索してくれる人はほとんどいません。
だからこそ、ホームページやブログなどでは、“誰かが検索しているテーマ”や“興味を持ちやすい話題”を軸に記事を書くことが大切です。
おすすめは「出版体験記」という切り口
たとえば、「出版体験記」という切り口はおすすめです。
実際に出版を考えている人たちは、「どうやって出版するのか」「費用はいくらかかるのか」「完成までの流れは?」といった情報を探しています。
あなたの体験を通して、そんな疑問に寄り添う記事を書いてみてください。
また、「MyISBNを使って出版した」というテーマなら、MyISBNを検討している人にも届きます。
発信手段をまだ持っていない人へ
ここまでの内容は、すでにブログやSNSなどの発信手段をお持ちの方にはそのまま活用していただけます。しかし、「まだ自分の発信場所がない」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、無料で始められるおすすめの発信手段をいくつか紹介します。
おすすめのSNS
- X(旧Twitter) — 出版の報告や執筆過程のつぶやき、読者との交流に最適。
- Instagram — 本の表紙や制作風景、書斎の写真など“ビジュアル”で伝えたい方に。
- note — 記事形式でしっかり書きたい方に。出版体験記を書くのに最適です。
おすすめのブログサービス
- はてなブログ — SEOにも強く、文章中心のコンテンツに向いています。
- note — SNS感覚で記事投稿が可能。ファンづくりに最適。
- Amebaブログ — 幅広い年齢層の読者に届きやすく、コメント交流もしやすいプラットフォームです。
どれも一長一短ありますが、SNSは情報が流れていく上にgoogle検索などではあまり上位に出てきません。これからアカウントを作るのであればブログサービスから選ぶのが良いかと思います。
最近はnoteなどが気軽に書けるので人気です。
出版体験記を書くときのタイトル・内容例
出版体験記を書くときは、「自分だけのリアルな体験」をベースに、読者が知りたいことを意識して書くのがポイントです。
以下に、5つの例を紹介します。
- タイトル例:「はじめての出版。MyISBNで“本を出す”までの◯か月」
内容:出版を思い立ったきっかけから、原稿準備・登録・完成までの流れを日記調で紹介。
- タイトル例:「費用はいくらかかる?MyISBNで実際に出版してみた感想」
内容:印刷費やオプション料金など、実際の費用感をリアルに伝える。
- タイトル例:「出版して感じた、“書くこと”と“届けること”のちがい」
内容:執筆中と出版後の気持ちの変化、読者の反応などを振り返る。
- タイトル例:「MyISBNで出版した私の本がAmazonや楽天ブックスに並ぶまで」
内容:Amazon販売開始までの流れや、書影が掲載された時の感動を描く。
- タイトル例:「誰でも本を出せる時代に、“伝わる本”を作るには」
内容:出版を通して学んだことや、これから挑戦する人へのアドバイスをまとめる。
体験を共有すると、読者とのつながりが生まれる
出版体験記を読んだ人は、きっと「この人の本、どんな内容なんだろう?」と気になってくれるはずです。そして興味を持った人が、あなたの本を手に取るきっかけになるかもしれません。
自分の経験を言葉にして共有することで、同じように出版を目指す人たちの背中を押すことにもつながります。
MyISBNは多くの人が検索しているキーワード
ちなみに、「MyISBN」というキーワードは、何万人もの人が検索しています。
その関心の高さを活かして、自分の体験を発信してみるのも良い方法です。
広報活動の一歩が、次の読者との出会いに
あなたの出版が、より多くの人の目に届き、たくさんの読者と出会えることを願っています。
小さな発信の積み重ねが、きっと次の読者につながっていくはずです。