人生100年時代、厚生労働省の平成21年簡易生命表によると、男性の平均寿命は79.59年。

会社を定年退職してのんびり好きなことをして過ごしてきたけれど、それもたったの5年。
あと15年の時間をあなたは持っていることになりますね。

これから何をして過ごそうか…

そう考えたときにこれまでの人生を振り返り、自分の取組んできた仕事、立派に成長した子供たち、支え合ってきた妻…それぞれの想いはきっと後世に伝えるべきで、自叙伝・書籍として残したいという人が増えています。

しかし、インターネットの検索窓に「自費出版」と入力するその時に、確認しておきたい5つの項目があります。

 

 

はじめに…

「自費出版」と検索するとき、人は出版すること=書店に本が並んでいる様子を思い浮かべます。

総務省統計局によれば、平成28年の1年間で、78,113もの新刊書籍が発行されています。1週間だと1500の本が出版されているのです。

これだけ多くの数が出版されるのなら私の本も!そう思う気持ちもよくわかります。

せっかくなので「出版する」ってどういうことか一緒に考えてみましょう。

 

そもそも自叙伝ってなんだ?

Wikipediaによると、「人が自分自身の眼から見た自分の生涯、人生を記述したものを言う。自身による伝記。」

と記されています。

有名どころだと、福澤諭吉の『福翁自伝』、ドナルド・トランプの『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ』など…

今、Amazonで自伝と検索すると3,000件以上のタイトルが出てきます。

有名人から全然知らない人まで、皆自分の人生を振り返り、残したいと思うものですね。

 

その市場はどれぐらい?

1年間で出版される本は約8万点。

毎週1500タイトルの新刊が出版されるということは、毎日200タイトル以上です。

あなたの人生はあなただけのもので、唯一の価値です。

しかし、あなたは80,000点の中から、たった1冊の本を見つけることができるでしょうか?

 

今売れている自叙伝はどんなもの?

2018年3月現在、Amazonの自伝ランキングを開くと、

「日本資本主義の父」渋沢栄一、

現代の経済人だと京セラ、ユニクロ、トヨタ、セイコー、楽天創業者、経営者の名前が並びます。

23才、オリンピック2連覇の羽生結弦くんの本もありますね。

どれも読んでみたい、興味をそそられる人ばかりです。

 

そもそも本を出すってどういうこと?

年間80,000冊もの本が、書店に本が並ぶ。

私たちはそう思っています。

もちろんそれは正しい理解です。

しかし、毎日200タイトルも新しい本が出版される中、書店が全ての新刊書籍を管理するのは不可能に近いです。

実は本にも取次という「問屋」が存在します。

出版された本が販売されるまでの流れ

出版された本が販売されるまでの流れ

この問屋さんのおかげでたくさんの種類の本が本屋さんに並びます。

その一方で返品される本も多数。

本屋さんには取次からどんどん新しい本が来るので、売れない本はすぐに取次に返品してしまいます。

昔ながらのこの構造、出版って意外とお金がかかりそうですね。

 

いくらかかるの?計算してみよう!

では、実際にあなたの人生を1冊の本にして残す。

このアイデアを形にするためにどれぐらいお金がかるのでしょうか?

 

まず、あなたの本を書店で扱ってもらうためには、問屋さんである「取次」に取り扱ってもらわなければいけません。これには最低3,000冊が必要です。

3,000人!

ご友人、親族が多い方でも、なかなかそこまでの人数はいらっしゃらないかもしれません。

 

そして、一般的に「自費出版」という企画の見積もりを見ると…

このような項目があることに気付きます。

  • 企画費編集費
  • レイアウト費
  • 表紙装丁費
  • 校正費
  • 入力・ デー タ作成費
  • 印刷製本費
  • 流通管理費

たくさんありますね。

それぞれ、何をするのかぱっとイメージがわきませんよね。

ですが、あなたの書いた手書きやワードの文書を渡しておしまい!というわけにはいかないようです。

ページ数や本の大きさ、内容によりますがざっとインターネット内の情報を見渡すと一般的に1,000冊自費出版の見積もりは100万円前後。

つまり、3,000冊では300万円ということになりますね。

 

いやいや、そんなにたくさんいらないよ。もう少し安くていいんだけど…

そうはいっても出版社、印刷会社さんも人件費や印刷機の運転費用などがかかります。

10冊だけ欲しいから10万円で…そんな要望はむずかしそうです。

 

終わりに…

自分の人生を本にしたい!これまで頑張ってきたからこそ、そう思うのは自然なことです。

だけど、思い切ってたくさんのお金をかけて本をつくって本屋さんに並んで…

あなたの本をどれぐらいの人が手に取るでしょうか?

1週間に1,500冊出る本の中で見つけてもらえるでしょうか?

本屋さんは売れない本は数日でバックヤードに回してしまって取次に返品してしまいます。

そうして保管期間が来れば、3,000冊印刷して残った本はあなたの手元に戻ってきます。

 

本が売れずに出版社もどんどん潰れていく時代です。今、返本率は4割と言われています。

ベストセラーとして売れている本もいれて4割なんです。

売れない本は返本率9割ということも聞きます。

 

本をつくるって思ったよりも大変そう!

こんなに便利な世の中なんだから、要る分だけつくれたらいいのに…。

 

そうなんです。

「本をつくる」ことと「本を本屋さんに並べる」ことは違うのです。

 

本屋さんに並ぶことは絶対に必要ですか?

もし、あなたが「本をつくりたい」のなら、

4980円から紙の本がつくれるMyISBNというサービスがあります。

2013年のオープン以来、1,000タイトル以上の本を出版、既に数百の人が本を出しています。

え、電子書籍でしょ?いえいえAmazonで買える「紙の本」なのです。

本屋さんに並ぶことはありませんが、Amazonで買えて、街の本屋さんでも注文ができる「紙の本」です。

詳しくはMyISBNのサービスページを読んでみてください。